「よし、勉強しよう」と思ってノートを開いたのに、ペンが進まない。気づけばスマホを触っていて、ノートはまだ白いまま。
そんな経験、ありませんか?
実は、勉強の質は「ノートを開いた後」ではなく、「開く前」の数分でほとんど決まっています。やる気や集中力を頼りにするより、先に環境と頭の中を整えてしまったほうが、ずっとラクに始められます。
今日は、ノートを開く前にやっておきたい5つの準備をご紹介します。
準備① 今日のゴールを一行で決める
最初にやるのは、「今日、何をどこまでやるか」を一行で書くことです。
「英語を勉強する」だと、ゴールがぼんやりしています。
「英単語を20個覚える」「問題集を3ページ進める」のように、終わりがはっきり分かる形にしましょう。
ゴールが決まっていると、「いつまでやるんだっけ…」という迷いがなくなり、取りかかるハードルがぐっと下がります。付箋に書いて、机の見えるところに貼っておくのもおすすめです。
準備② 机の上を「今日使うものだけ」にする
机の上に関係ないものがあると、意識は自然とそちらに引っ張られます。
- 読みかけの本
- 昨日のレシート
- 飲みかけのコップ
- 使わない教材
これらをいったん机の端か引き出しへ。今日使うノート・教材・筆記用具だけにすると、視界がすっきりして頭の中も静かになります。
片づけは1分で十分です。完璧を目指さず、「勉強の場所を空ける」くらいの気持ちで大丈夫。
準備③ スマホを手の届かない場所へ
これは、いちばん効果を実感しやすい準備かもしれません。
スマホは、画面を見ていなくても「近くにあるだけ」で気になってしまうもの。通知が鳴らなくても、頭のどこかで「何か来てないかな」と考えてしまいます。
おすすめは、機内モードにして、カバンの中や別の部屋に置くこと。どうしても調べものに使うなら、使う時間を決めておきましょう。
「見ないように我慢する」のではなく、「見られない状態にしておく」。意志の力に頼らないのが続けるコツです。
準備④ 水分と姿勢を整える
意外と見落としがちなのが、体のコンディションです。
喉が渇いたまま、前かがみのまま、足が冷えたまま。そんな状態では、集中力は長く続きません。
- コップ一杯の水や温かいお茶を用意する
- 椅子に深く座って、背筋をふっと伸ばす
- 肩を軽く回して、深呼吸を3回する
たったこれだけで、頭がすっと切り替わります。勉強は頭だけでなく、体も一緒にするものです。始める前に、体にも「今から集中するよ」と伝えてあげましょう。
準備⑤ 前回のノートを30秒だけ見返す
最後は、ノートを開いたときの「最初の一歩」の準備です。
新しいページにいきなり向かうより、前回の勉強のページを30秒だけ眺めるのがおすすめです。
「ここまでやったな」「ここが分からなかったな」と思い出すだけで、頭の中で前回の続きが自然につながります。復習にもなるので、一石二鳥です。
準備に時間をかけすぎないで
ここまで5つお伝えしましたが、全部を完璧にやる必要はありません。
準備に30分もかけたら、本末転倒です。5つ合わせて5分以内を目安にしてみてください。全部できない日は、ゴールを決めてスマホを遠ざける、この2つだけでも十分です。
まとめ
ノートを開く前の5つの準備をおさらいします。
- 今日のゴールを一行で決める
- 机の上を「今日使うものだけ」にする
- スマホを手の届かない場所へ
- 水分と姿勢を整える
- 前回のノートを30秒だけ見返す
勉強が続かないのは、やる気がないからではありません。始めるまでの道のりに、小さな引っかかりが多いだけです。
その引っかかりを先に取り除いておけば、ノートを開いた瞬間から、すっと勉強に入れます。
今日の勉強から、ほんの5分だけ試してみてください。白いノートが、きっと少しだけ開きやすくなるはずです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます
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