勉強って、始めてしまえば意外と進むんですよね。
分かっているのに、なかなか始まらない。
椅子には座った。ノートも開いた。でも、手が動かない。気づけばペンを持ったまま、机の端の消しゴムのカスを集めている。
私にとって勉強の山場は、ずっと「内容」だと思っていました。難しい問題や、覚えきれない単語や、終わらない範囲。でも最近は、本当の山場はもっと手前にある気がしています。
それが、机に向かう前の「最初の3分」です。
最初の3分は、だいたい勉強していない
この3分、実際にやっていることを振り返ってみました。
- 飲み物を取りに行く
- 机の上をなんとなく整える
- スマホを「ちょっとだけ」確認する
- 今日やることを頭の中で何度も並べ直す
- 「やる気が出てから始めよう」と待つ
どれも勉強ではありません。でも、サボっているつもりもないんです。むしろ本人は「準備している」と思っている。ここがやっかいなところです。
準備のつもりが、いつの間にか「始めない理由づくり」になっている。この3分で、その日の流れがほぼ決まってしまう感じがします。
やる気は、待っても来ない
私はずっと、やる気は気分の良い日に向こうから来るものだと思っていました。
でも、やる気が出るのを待っている間に、時間だけが過ぎていく。そして「今日はもう遅いし、明日からにしよう」となる。これを何回繰り返したか分かりません。
いろいろ試してみて、今は逆だと思っています。やる気があるから始めるのではなく、始めたから、あとからやる気がついてくる。
だから大事なのは、気合いを入れることではなく、最初の3分を軽くすることでした。
私が試して、ちょっと楽になった最初の3分
大げさなことはしていません。むしろ、ハードルを下げる方向です。
1. 前の日に、開くページに付箋を貼っておく
座った瞬間に「どこからやるか」を考えなくていいだけで、かなり違います。迷う時間が減ると、止まる時間も減ります。
2. 最初の1問だけ、と決める
「今日は2時間やるぞ」だと重くて動けません。「1問だけ解く」なら、さすがに動ける。その1問が終わると、不思議と2問目に手が伸びます。
3. 簡単なことから入る
昨日やった範囲を軽く読み返す。ノートの見出しだけ写す。そんな「勉強っぽいけど軽いこと」で体を温めるイメージです。
4. スマホは、座る前に別の部屋へ
座ってから置こうとすると、置く直前にもう一度見てしまうんですよね。座る前に、物理的に遠ざけるのがいちばん確実でした。
3分を越えたら、あとはなんとかなる
不思議なもので、最初の3分を越えてしまうと、あとはわりと流れに乗れます。
反対に、この3分でつまずいた日は、座っているのに集中できなかったり、そもそも座るまでに時間がかかったりする。結局、その日の勉強の質は、最初の3分でほとんど見えている気がします。
もちろん、どれだけ工夫しても全然始められない日もあります。そんな日は、「机の前に座れただけで今日は合格」くらいに思うようにしています。座れた自分を、ちゃんと認めてあげる。これも続けるためには大事だと感じています。
まとめ
勉強は、長く続けた人が勝つように見えて、実は「毎回の最初の3分をどうやり過ごすか」の積み重ねなのかもしれません。
内容の難しさより、始めるまでの心の重さ。そこに目を向けてから、私は少しだけ机に向かいやすくなりました。
もし今、「勉強を始められない」と悩んでいる人がいたら、まずは最初の3分だけ、軽くしてみてください。付箋を1枚貼るだけでも、きっと違いますよ。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます
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