ふと、こんなことを考えました。
もしも、勉強した内容が寝ている間に全部頭に入る世界だったら。
テキストを枕元に置いて、そのまま布団に入る。朝起きたら、昨日まで1ページも分からなかった内容がすっと頭に入っている。そんな世界です。想像しただけで、ちょっとワクワクしませんか。
夜の過ごし方が、がらっと変わりそう
まず変わるのは、夜の時間の使い方だと思います。
今までは「今日こそ1時間は勉強しよう」と机に向かっても、気づいたらスマホを見ていたり、コーヒーを入れ直していたり、机の上を片付けていたり。やる気が出るまでに、すでに30分くらい使っていることもよくあります。
それが、テキストをパラパラっとめくって、パジャマに着替えて、おやすみなさい。これで終わりです。
夜がとても平和になりそうです。「やらなきゃ」という罪悪感も、「今日もできなかった」という反省会もなくなります。
睡眠の質が、いちばん大事な勉強道具になる
そうなると、こんどは眠りの質が一気に重要になってきます。
寝る前にスマホを見すぎて眠りが浅くなったら、その日の勉強は頭に入りません。夜中に目が覚めたら、そこで学習が途切れてしまうかもしれません。
だから、みんなが睡眠にこだわりはじめるはずです。
- 枕選びに本気になる
- 寝室の温度や明かりを整える
- 「今日は何時に寝れば試験範囲が終わるか」を逆算する
- 友達との会話が「昨日、ちゃんと深く眠れた?」になる
今は「寝る間も惜しんで勉強する」という言葉がありますが、その世界では「寝ることがそのまま勉強」です。言葉の意味が、ひっくり返ります。
試験前日の夜は、だれも夜更かししない
試験の前日って、焦ってぎりぎりまで詰め込もうとしますよね。
でも、この世界の試験前日は、みんな早めに布団に入っているはずです。「やばい、全然終わってない」と言いながらも、とにかく寝る。むしろ夜更かしをしている人のほうが、「あの人、大丈夫かな」と心配される側になります。
なんだか、ものすごく健康的です。
でも、ちょっとだけ寂しいかもしれない
ここまで想像して、ふと思いました。
便利すぎる世界になったら、勉強している時間そのものを、ちょっと恋しく思うのではないか、と。
分からなかった問題が、ある瞬間にぱっと解けたときのうれしさ。ノートの端に書き込んだ小さなメモ。夜遅くに「あと1問だけ」と粘った、あの変な達成感。眠い目をこすりながらやった勉強ほど、あとから思い出すと、なぜか少し愛おしいものです。
全部が寝ている間に終わってしまったら、そういう小さな思い出は生まれないのかもしれません。
結局、どっちの世界がいいのか
正直に言うと、「寝ている間に全部頭に入る世界」には、今すぐにでも住んでみたいです。
でも、現実の世界でも、少しだけ近づけることはあります。
寝る前に5分だけ、今日の勉強を見返してみる。それだけで、翌朝ちょっと思い出しやすくなる気がします。完全に全部頭に入るわけではないけれど、「寝ることも勉強のうち」と思うだけで、夜更かしして頑張らなくてもいいんだ、と少し気が楽になります。
夢のような世界ではなくても、今夜の睡眠が、明日の自分をちょっと助けてくれる。そう思って、今日も布団に入りたいと思います。
みなさんは、もしこの世界が本当にあったら、最初に何を覚えたいですか?
ここまで読んで頂き、ありがとうございます
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