机には座った。ノートも開いた。シャーペンも握っている。それなのに、なぜか手が動かない。
勉強をしていると、こういう日が必ずやってきます。昨日まで普通にできていたのに、今日は何をやってもだめ。スマホばかり気になるし、部屋の片づけを始めたくなるし、気づけば「今日はもう無理かも」と思っている。
この記事は、そんな日にぼんやり考えたことの記録です。
「やる気が出ない自分」を責めても、1ミリも進まない
やる気が出ない日、最初にやってしまうのが自己嫌悪です。
「なんで自分はこうなんだろう」
「あの人はちゃんと続けているのに」
「こんなことでは受からない」
でも、冷静に考えてみると、責めたところで勉強は1ページも進みません。それどころか、気持ちが重くなって、ますます机から遠ざかってしまいます。
やる気が出ないのは、意志が弱いからというより、単に疲れていたり、睡眠が足りていなかったり、気持ちが忙しかったりするだけのことが多いのだと思います。天気が悪い日があるのと同じで、心にも曇りの日がある。そう考えると、少し肩の力が抜けました。
やる気は「出るのを待つもの」ではなかった
昔の私は、やる気が出てから勉強を始めるものだと思っていました。気分が乗ったら机に向かう、という順番です。
でも、続けている人の話をよく聞くと、順番が逆のことが多いんですよね。とりあえず始めてみたら、少しずつ気持ちが乗ってくる。掃除も、最初は面倒なのに、玄関を片づけ始めたら止まらなくなる。あの感じと似ています。
やる気は待っていても、なかなか来てくれません。小さく動いた後に、あとからついてくるものなのかもしれません。
ハードルを、思いきり下げてみる
そこでやる気が出ない日は、目標をわざと小さくします。
- 参考書を開くだけ
- 1問だけ解く
- 単語を3つだけ見る
- タイマーを5分にセットして、終わったらやめていい
「たったそれだけ?」と思うくらいでちょうどいいです。大事なのは、成果ではなく「今日もゼロにしなかった」という事実のほうだと思います。
5分で終わる日もあれば、そのまま30分続く日もあります。どちらでも、何もしなかった日よりずっと前に進んでいます。
休むことも、勉強の一部だと考えてみる
もうひとつ考えたのは、「休む」ことについてです。
本当に疲れている日は、思いきって休んだほうがいい日もあります。ただし、ダラダラとスマホを見続けて罪悪感だけ残る休み方ではなく、「今日は休む」と自分で決めて休むこと。
散歩をする、温かいものを飲む、早めに寝る。そうやって気持ちを整えた翌日のほうが、結局は集中できたりします。休むのは、サボりではなく、次の日の自分への準備なのかもしれません。
「なんのために勉強しているのか」を、ちょっと思い出す
やる気が出ない日は、勉強を始めた頃の気持ちを思い出してみるのもおすすめです。
資格を取りたかったのか、仕事で役に立てたかったのか、新しいことを知りたかったのか。理由は人それぞれですが、最初に「やってみよう」と思った瞬間は、たしかにあったはずです。
その気持ちを、紙に一行だけ書いて机の前に貼っておくだけでも、ふっと戻ってこられる場所ができます。
今日の自分に、ちょうどいい合格点を
勉強のやる気が出ない日に考えたことをまとめると、こんな感じです。
- やる気が出ない日があるのは、普通のこと
- 自分を責めても、勉強は進まない
- やる気は待つより、小さく動いたあとについてくる
- 目標は、笑えるくらい小さくしていい
- 休むと決めて休むのも、立派な選択
毎日100点を目指さなくても大丈夫です。今日は30点、明日は70点、そんなふうにでこぼこしながら、長く続けていくほうがきっと大切です。
もし今、机の前で「やる気が出ない」と固まっているなら、まずは参考書を1ページだけ開いてみてください。それだけで、今日の勉強はもう始まっています。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます
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