2026年2月24日火曜日

わからないまま、今日もページをめくる

参考書を開いても、
正直、すべてが理解できるわけじゃない。
むしろ「わからない」の方が多い。
線を引いたところで、頭に入った実感もない。

それでも、ページはめくる。
完全に理解してから次へ進もうとすると、
一生そこに立ち止まってしまいそうだから。

昔は「わからない」は敗北だと思っていた。
自分には向いていない証拠のようで、
少しだけ心が沈んだ。

でも今は、
「わからない」は通過点なのだと思うようになった。
理解の手前にある、霧のようなもの。
霧の中でも歩き続けていれば、
いつか景色は見えてくる。

昨日読んだページの意味が、
今日になって少しだけ腑に落ちる瞬間がある。
あのときはただの文字の集まりだったのに、
今は少しだけ輪郭を持っている。

成長は、たぶん劇的じゃない。
音もなく、静かに進む。
気づいたときには、少しだけ遠くまで来ている。

わからないまま、今日もページをめくる。
焦りながらも、疑いながらも、
それでも手を止めない。

もしかしたら未来は、
「わからない」を抱えたまま進んだ先にあるのかもしれない。

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