勉強や仕事をするなら、カフェのざわめきも悪くないと思っていた。
人の声、カップの音、軽やかなBGM。
少しの刺激が、集中を助ける気がしたから。
でも、長く机に向かっていると、気づく。
結局、自室の方が落ち着くのだ。
理由のひとつは、自分のペースで空間を作れること。
椅子の高さ、机の角度、ライトの明るさ。
全部自分の好きなように調整できる。
カフェでは、どんなに居心地のいい席でも、
他人の存在や音に微妙に気を使ってしまう。
もうひとつの理由は、安心感だ。
自分の部屋は、自分のものに囲まれている。
参考書もノートも、筆記具も、すぐ手の届く場所にある。
必要なものが揃っている空間は、思った以上に落ち着く。
さらに、自室には「逃げ場」がある。
疲れたら椅子を離れ、ソファに腰かける。
窓の外をぼんやり眺めることもできる。
カフェだと、そうはいかない。
結局、集中は環境だけでなく、心の余裕から生まれる。
落ち着く場所で少しずつ手を動かす方が、
ざわめきの中で必死に頑張るよりも、ずっと効率的だ。
カフェの魅力はある。
でも、自室の静かな安心感は、やはり手放せない。
自分のペースで、自分の時間を過ごせる場所だからだ。
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