知識を手に入れるたびに、
少しだけ強くなった気がする。
知らなかったことを知る。
できなかったことが、少しできるようになる。
それはまるで、武器を持ったような感覚だ。
仕事でも、日常でも、
知っている人のほうが有利な場面は多い。
交渉も、判断も、選択も、
知識があるだけで結果が変わることがある。
だから人は学ぶ。
置いていかれないために。
負けないために。
でも、ふと思う。
知識は本当に武器なのだろうか。
誰かと戦うためのものなのだろうか。
暗い夜道を歩くとき、
欲しいのは剣ではなく灯りだ。
足元を照らしてくれる小さな光。
不安を少し和らげてくれる存在。
知らないことは、漠然と怖い。
でも仕組みを知り、背景を知ると、
世界はほんの少し優しくなる。
それは戦うためではなく、
安心して歩くための力だ。
知識は使い方で姿を変える。
人を傷つける刃にもなるし、
自分や誰かを照らす灯りにもなる。
できるなら、
私は灯りとして持ちたい。
自分の足元を照らし、
ついでに誰かの影も少しだけ薄くできるような、
そんな知識を積み重ねていきたい。
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