勉強しようと思って、
机の上にノートを置く。
ペンを持って、
最初のページを開く。
その瞬間だけ、
少しだけ自分がえらい気がする。
まだ何も書いていない。
まだ一問も解いていない。
それでも、
ノートを開いたというだけで、
今日はちゃんとしようとしている自分がいる。
勉強は、始める前が一番重い。
やらないといけないことはわかっているのに、
スマホを見たり、
少し休憩したり、
気づけば時間だけが過ぎている。
だから、ノートを開くところまで行けた日は、
それだけで小さな勝ちだと思う。
完璧に集中できなくてもいい。
たくさん覚えられなくてもいい。
一行でも書けたら、
昨日より少し前に進んでいる。
ノートの白いページを見ると、
少しだけ気持ちが整う。
頭の中で散らかっていたものが、
文字になって、
少しずつ並んでいく。
もちろん、
開いただけで満足してしまう日もある。
ペンを持ったまま、
ぼんやりして終わる日もある。
でも、それでもいいと思う。
何もしない自分を責めるより、
ノートを開いた自分を少しだけ認めたい。
勉強は、急に好きになるものではない。
急にできるようになるものでもない。
たぶん、
ノートを開く日を少しずつ増やして、
わからないことに少しずつ慣れて、
ゆっくり前に進んでいくものなのだと思う。
今日もノートを開いた。
それだけで、
少しだけえらい。
本当はそれくらいの気持ちで、
勉強を始めてもいいのかもしれない。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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