そう思ったとき、多くの人はまず机に向かう時間を増やそうとします。
もちろん、勉強する時間は大切です。
でも、実は勉強ができるようになるかどうかは、机に座る前からかなり決まっているような気がします。
疲れきった体で机に向かっても、頭はなかなか動きません。
スマホを見続けたあとに参考書を開いても、文字が目の上をすべっていくだけのことがあります。
部屋が散らかっていて、気持ちが落ち着かないままだと、集中する前に心が疲れてしまいます。
勉強が苦手なのではなく、勉強に入る準備ができていないだけ。
そう考えると、少し気が楽になります。
勉強ができる人は、最初から特別な才能だけで進んでいるわけではありません。
勉強に入りやすい状態を、自分で作っているのだと思います。
机の上に余計なものを置かない。
スマホを少し離れた場所に置く。
今日やることを一つだけ決めておく。
眠すぎる日は、無理に長時間やろうとしない。
こういう小さなことが、勉強の始まりを軽くしてくれます。
勉強が続かない理由のひとつは、始めるまでのハードルが高すぎることです。
完璧にやろうとすると、なかなか始められません。
何時間も集中しようとすると、最初の一歩が重くなります。
だから、最初は小さくていいのだと思います。
参考書を開くだけ。
ノートに日付を書く。
昨日やったところを一行だけ見る。
それくらいでも、勉強の入口にはなります。
不思議なもので、一度始めると、少しだけ続くことがあります。
やる気が出てから始めるのではなく、始めたあとに少しだけやる気が出てくる。
勉強には、そういう面があるのだと思います。
それから、勉強する前の生活も大事です。
寝不足のままでは、覚えたことも抜けやすくなります。
お腹が空きすぎていても、逆に食べすぎていても、集中は続きにくいです。
心配ごとを抱えたままだと、目の前の問題よりも、頭の中の不安のほうが大きくなってしまいます。
勉強は、机の上だけで完結しているようで、実は生活全体とつながっています。
部屋を少し片づけること。
早めに寝ること。
明日やるページを決めておくこと。
こういう地味な準備が、次の日の自分を助けてくれます。
勉強ができるようになる方法は、難しい技術だけではありません。
自分が勉強しやすい状態を知ること。
集中できない原因を少しずつ減らすこと。
そして、完璧ではなくても、今日少しだけ進めること。
それが積み重なると、ある日ふと、前よりも机に向かいやすくなっている自分に気づくのかもしれません。
勉強は、根性だけで乗り切るものではないと思います。
続けられる形に整えていくものです。
机に向かう前の時間を大切にする。
そこからもう、勉強は始まっているのだと思います。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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