勉強をしているのに、なかなか覚えられない。
長い時間机に向かっているのに、思ったほど結果につながらない。
そんなときは、勉強時間が足りないのではなく、勉強のやり方にムダが多くなっているのかもしれません。
勉強は、ただ長くやればいいものではありません。
大事なのは、何を覚えるのか、どこが分かっていないのか、どうやって思い出せるようにするのかです。
まず大切なのは、いきなりノートをきれいにまとめすぎないことです。
ノートを作ること自体は悪くありません。
しかし、色をたくさん使ったり、見た目を整えることに時間を使いすぎると、勉強した気分だけが残ってしまいます。
本当に必要なのは、あとで見返したときに自分が理解できることです。
きれいなノートよりも、覚えるべきポイントが短くまとまっているノートのほうが役に立つことがあります。
次に効果があるのは、読んだあとにすぐ思い出す勉強です。
教科書や参考書を読むだけでは、分かったような気持ちになりやすいです。
でも、実際に何も見ずに説明しようとすると、意外と出てこないことがあります。
そこで、一つの範囲を読んだら、本を閉じて「今の内容を自分の言葉で言えるか」を試してみます。
言えなかった部分が、まだ理解できていない部分です。
ここを見つけることが、勉強のムダを減らす第一歩になります。
問題を解く勉強も、とても大切です。
ただ読むだけよりも、自分で答えを出そうとするほうが記憶に残りやすくなります。
最初から完璧に解けなくてもかまいません。
間違えた問題こそ、自分に必要な勉強を教えてくれます。
間違えたときは、答えだけを見て終わらせないことが大切です。
なぜ間違えたのか。
どの知識が足りなかったのか。
問題文のどこを読み落としたのか。
そこまで確認すると、同じミスを減らしやすくなります。
また、勉強した内容は、時間を空けて復習するほうが効果的です。
一度覚えたつもりでも、人は少しずつ忘れていきます。
だから、勉強したその日だけで終わらせず、次の日、数日後、一週間後に軽く見直すと記憶が残りやすくなります。
復習は長時間でなくてもかまいません。
短い時間で、思い出せるかどうかを確認するだけでも意味があります。
勉強のムダを減らすには、やることを増やしすぎないことも大切です。
参考書を何冊も買ったり、勉強法を次々に変えたりすると、かえって集中できなくなります。
まずは一冊の教材を決めて、それをしっかり使うほうが結果につながりやすいです。
分からないところを飛ばさず、何度も確認する。
間違えた問題をもう一度解く。
覚えた内容を自分の言葉で説明する。
このような地味な勉強ほど、あとから効いてきます。
スマホとの距離も考えたいところです。
勉強中に通知が来ると、それだけで集中が切れてしまいます。
一度集中が切れると、元に戻るまでに時間がかかります。
勉強するときだけは、スマホを少し離れた場所に置く。
通知を切る。
時間を決めてから触る。
それだけでも、勉強の密度は変わります。
長時間だらだら勉強するより、短い時間でも集中して取り組むほうがいい場合があります。
たとえば、25分だけ集中して、5分休む。
このように区切りを作ると、始めるハードルが少し下がります。
「今日は何時間やるか」だけでなく、「今日は何をできるようにするか」を決めることも大切です。
英単語を20個覚える。
数学の苦手な問題を3問解き直す。
歴史の流れを自分の言葉で説明できるようにする。
このように具体的な目標にすると、勉強した成果が見えやすくなります。
勉強で一番もったいないのは、分かったつもりのまま進んでしまうことです。
本当に分かっているかどうかは、思い出せるか、説明できるか、問題を解けるかで確認できます。
そこを意識するだけで、勉強のムダはかなり減っていきます。
勉強方法に特別な魔法はありません。
でも、やり方を少し変えるだけで、同じ時間でも身につき方は変わります。
きれいにまとめるだけで終わらない。
読んだら思い出す。
間違えたら原因を見る。
時間を空けて復習する。
やることを増やしすぎない。
この積み重ねが、具体的に効果のある勉強方法になっていきます。
勉強のムダを減らすことは、楽をすることではありません。
必要なところに力を使うための工夫です。
少しずつでも、自分に合ったやり方を見つけていけば、勉強は前よりも進めやすくなります。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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